社会人＆大学生の海外旅行 国際海外ボランティア ダイビング！

 人生に一度は海外ボランティアを体験してみたい、そう思う大学生、社会人の方は多いです。大学の春休み、夏休み、また転職を機に国際ボランティアに参加する方もおられますよね。この記事では、私のモンゴルでの体験も交えつつ、海外ボランティアに参加するに当たっての心得を書きたいと思います。ボランティアに参加する前にすべきこと、海外に滞在している間に心がけること、この2点です。[参加する前にすべきこと]海外ボランティアと一口に言っても、行うことは多岐にわたります。日本語教師、孤児のサポート、インフラ整備、医療、農作業など様々です。活動の幅は広いですが、どれにでも共通することが１つあります。それは、参加する前に現地の言葉を十分に学んでおくとよいということです。

 これは短期の海外ボランティアツアーに参加する場合にもあてはまります。事前に言語を学んでいる人とそうでない人とでは違いが出てきます。しっかりと学習していくなら、早い段階で現地の人とコミュニケーションを取ることができ、信頼を得られます。一方で何も勉強していかなければ、言語に気をとられ肝心のボランティア活動に集中することができなくなります。では何を学べばよいのでしょうか？私がモンゴルに移動するに当たり実践したことは、会話するための学習です。モンゴル語独特の発音が身につくようにも意識しました。言語学習には、「読む・聞く・話す」があります。もちろんどれも大切ですが、ボランティアの場合、現地の人とのコミュニケーションが欠かせませんので、特に会話形式の勉強をするとよいでしょう。複雑な文法を習得するよりも実際的で役に立ちますよ。事前に言語を学ぶなら、有意義なボランティア活動ができるでしょう。[滞在中に心がけるべきこと]現地の習慣や文化、その国の人たちのことを徹底的に知るようにしてください。これは、益になるボランティア活動をする上で、絶対に欠かせないことです。なぜでしょうか？

 なぜなら、人々のニーズに応えることが海外ボランティアのミッションだからです。現地の人たちが何を必要としているか、どれくらい必要としているか、これらを把握するためにはその国についてあらゆる角度から知る必要があります。それで、ただ黙々と活動に参加し作業をするだけではなく、現地の人とコミュニケーションをとるように心がけましょう。また時間が許す限り、習慣や文化を理解できる場所を訪れ、その国についての知識を深めるようにしてください。そのようにして現地のバックグラウンドを理解することは、意義のあるボランティアにつながっていきます。私自身、モンゴルの人々と同じ生活をし、食事を共にしましたね。できるだけ多くの時間、現地の人と接することにより信頼を勝ち得ることもできました。現地の図書館を訪れ、その国のことを知るよう努めました。

 こうしたことを通じて、国際ボランティアとは、単なる活動への参加ではなく、その国とのかかわりを持つことなんだなと感じました。それで実際に行う活動だけではなく、訪れる国を知るように心がけることは本当に大切なことだと思います。