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「負の世界遺産へ行く意味」短期の国際海外ボランティアツアーの意義/大学生・社会人へ


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※このページの内容は、執筆担当者の見解・意見であり、当会の見解・意見を代表するものではありません。この記事で言及されている被害者数などには有識者の間にも論争があり、その数字の確定することは困難であることが指摘されています。


「負の世界遺産へ行く意味」短期の国際海外ボランティアツアー/スタディツアーの意義

「負の世界遺産へ、あえて歩を向ける ~体験記より~」

負の遺産とは。
戦争の犠牲や被害を後世に伝えるために残された史跡などをそう呼んでいます。負の世界遺産と呼ばれることもありますが、ここでは「負の遺産」という言葉を使っていきたいと思います。
具体的には、アウシュビッツ強制収容所、ダッハウ強制収容所、その他諸々の強制収容所跡、また激戦地となり多くの犠牲者を出した土地、また原爆が投下された広島や長崎もそのひとつといえるでしょう。これら世界の負の遺産を中心にめぐる旅は「ダーク・ツーリズム」と呼ばれ、そのような言葉が存在するくらい、実は静かに人々の関心を引きつけている場所であります。

アウシュビッツ収容所


”””負の遺産へ向かう、人それぞれの理由”””
日本人にとって戦争はすでに70年前のこと、戦争の記憶の風化すら懸念される今の世の中で、人はなぜあえて負の遺産へと足を運ぶのでしょう。わたしの友人知人にも幾度となくアウシュビッツやダッハウといった強制収容所跡に足を運ぶ人がおりますし、わたし自身、アウシュヴィッツに2度、マイダネク強制収容所(ポーランド・ルブリン)に1度、行きました。
なぜ、今、負の遺産なのか。
友人の1人は、人はなぜ人を迫害できるのか、その行動と心理の根源を見つめたかった、と言います。
わたしも最初は同じような理由だったと思います。
が、初めてアウシュヴィッツを訪れた時、その思いが一変したことを告白しましょう。
そこでわたしの心をとらえたのは、ここで数十万~数百万の方が亡くなった、という事実より、”””5万人が生きてここを出た”””、という現実でした。
戦争の悲惨さ、人間の犯した罪の深さ、残酷さ、より、そこから生還した人たちの生命力、と言いましょうか。
その生命力にこそ、我々後世の人間が学ぶべきものがあるのではなかろうか、と。

”””生命力”””
ある夏、アウシュビッツ強制収容所を再訪した時、わたしの目に一番に飛び込んできたのは上の写真のような気持ちのよい草原のような光景でした。黄色や白やピンクの草花があたり一面に咲き乱れ、遥か向こうにはポプラの木立が並んでいました。
もし、視界にレンガの瓦礫や鉄条網といったものが入らなければ、夏のピクニックかと見まごうほどでした。
ここの草木は大変生命力が強く、まめに草刈りをしなければあっという間に背丈ほどの高さに成長してしまうとか。
すごい生命力ですね、と言うと、一緒にいたポーランドの友人は、
”””「灰は土にいいからね」”””
とシニカルな笑いを見せて言いました。
灰、とは、ここで亡くなり、焼却されていった人たちのことをいいます。


”””何が生死を分けたのか”””
アウシュビッツから生還した人の体験記を何冊か読み、その中から、何が生死を分けたのか、私は探ろうと思いました。
『夜と霧』の著者ヴィクトール・フランクルはその著書の中で「すなわち最もよき人々は帰ってこなかった」と語っています。つまり、想像を絶する暴力の下で、良心に心を委ねた人は淘汰されていった、ということですね。
あけすけに言えば、意地きたない人が生き残り、いい人が命を落としていった……。
世の中にはいい人も悪い人もいますけれど、暴力的な圧力の下で悪い人だけが生き残る、ということは考えにくいように思います。その暴力的な圧力が人間をどのように「意地きたない人」へと変えていったのか、生きるために人間性を引き換えにするほど彼ら彼女らが執着した《生》とはいったい何者なのか。それを当たり前のように有している、生きた我々にとって生とは一体何者なのか。
フランクル自身には、常識では考えられないような、生死を分ける幸運が何度もあったといいます。
その幸運は、なぜフランクルにだけ振り向けられたのか。

線路


”””戦争とは”””
ありがたいことに今の日本には戦争はありません。
戦争とは、国と国との争いです。
この争いというものを、個人と個人に置き換えてみたら。
いじめ、ハラスメント、我々の日常に頻繁に起きるそういったものは、戦争が、個人の単位にまで細分化されたものに過ぎないのではないかしら、一方で、戦争反対、戦場に子供たちを送らない、と言いながら、もう一方では、誰かを追い詰めていたり、悩ませていたり、苦しめていたりしないだろうか、と。
そのようなことをわたしに否応もなく考えさせたのは、アウシュビッツではなく、その後訪れたマイダネク強制収容所でした。


”””マイダネク強制収容所”””
アウシュビッツは世界的注目度も高く、それゆえ、展示や見せ方もそれなりに演出が入っているようには思いました。
その点、有名とは言えないマイダネクは、そういった演出もなく、当時のありのままの姿が晒されていました。
アウシュビッツにはないガス室のシャワーのノズルが、マイダネクのガス室の天井にはありました。手を伸ばせば楽に届きそうな高さでした。(もちろん触ることなどできませんでしたが……。)焼却炉も当時のままのものが残されています。
アウシュビッツでは厳重なガラスケースの中に収められている収容者たちの靴が、マイダネクでは大きなカゴの中に放りこまれ、詰め込まれ、バラックいっぱいに、所狭しと並べられていました。カゴですから、むき出しで、触れようと思えば触れられる状態です。バラックに入った瞬間、無数の靴が放つ独特な酸えた臭いが鼻を突き、わたしは奥へ歩を進める気力を挫かれそうになりました。勇気をふりしぼって歩き出すのに数分はかかったでしょうか。この靴を履いていた主はとうの昔に命を絶たれてしまったというのに、靴は未だこの世に存在し続け、こうして見る者に何かを主張するのです。

英語の本


”””負の遺産に足を運び、そこで得るもの”””
アウシュビッツとマイダネクを訪れ、わたしが得たこと。
それを言葉にするのは非常に難しいですが、1つだけ言えるのは、その場に赴いてじかに触れなければ、けっしてわからないことがあるということです。実際にアウシュビッツを見るまでは、悲惨なことばかりを想像していました。きっと恐ろしく陰惨で、冷たく、いまだ亡くなられた方々の無念の思いがそこかしこに凝縮されているに違いない、と。
そのアウシュビッツで最初にわたしの目に飛び込んできたのは、亡くなられた方々の遺していったものではなく、そこに集まってきた、生きた人間の姿でした。世界中から、違った国籍、違った民族、違った文化や宗教を持つ人々が、共通のひとつの目的のために足を運び、その立場や身分を超えて祈りをひとつにする、その姿に悲惨さや暗さは感じませんでした。

ダーク・ツーリズム。負の遺産探訪。
きっと、そこに足を運んだ人の数だけ問いかけがあり、答えがあるのだろう、と。

アウシュビッツでは、学生、教師、ジャーナリストを対象にボランティアを募集しているようです。
興味があります方は下記の公式サイトをご覧ください。(英語)
http://auschwitz.org/en/volunteers/




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編集担当者:ふみ

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