社会人＆大学生の海外旅行 国際海外ボランティア ダイビング！

ウユニ塩湖は南米ボリビアにある巨大な塩湖です。南北約100ｋｍ、東西約250ｋｍ、面積約10,582ｋ㎡という広さで日本の秋田県程あります。雨季にあたる12月～4月には数センチ～５０ｃｍまで水が張り、それが空を鏡のように映し出します。この幻想的な光景は世界有数の絶景スポットとして有名です。私がウユニ塩湖を訪れたのは、バックパッカーでいろんな国を旅していた時です。ペルーを訪れた後、陸路でボリビアに入りました。ウユニの町に宿泊し、数多くあるツアー会社をまわり下調べをしました。ここはペルーと同じく英語が通じない人がけっこういます。スペイン語は発音もしやすく覚えやすいので簡単な会話はできるようにしていくのがおすすめです。ウユニ塩湖ツアーは1台の車をチャーターして行きます。大体６～８人乗りが多いです。そのため1人で申し込んでも1台分の人数が集まるまで待ちます。私の時は運転手とガイドを抜かして5人でした。

1泊2日のツアーで、1日目は汽車の墓場と言われる広い荒野にさび付いた古い汽車が捨てられている場所に行きました。その後、猿の惑星やスターウォーズに出てきそうな不思議な岩がたくさんある場所へ行きました。ウユニ塩湖が目的だったのであまり期待をしてなかったのですが、どちらも本当に不思議な素晴らしい光景でした。そして夜は簡素なドミトリーに宿泊し、明朝に出発し、高山に湧き出る温泉へ行きました。ちょうど日の出の時間帯で朝日を見ながら自然の中で浸かる温泉は最高でした。そしてついにウユニ塩湖に到着。雨季は12月から4月と言われていますが、その時期に行けばいつでも水が張っているという訳ではありません。雨量や天候に左右されるので運にもよります。しかし私は見渡す限りの鏡の世界を見ることができました。天気も良く綺麗な青空でほど良く雲もあります。本当に天国のようなイメージでした。記念写真を撮る時にみんながやりたがるポーズがあります。思い切りジャンプして空を飛んでいるように見えると言うものです。私の友人は見事大成功、素適な写真を撮ることができました。しかし私は無理でした。

なぜなら、塩湖の塩の結晶はギザギザしてとても硬く、素足では普通に歩くだけでも痛いからです。そのため特に女性や子供は濡れても良い替えのサンダルなどを持って行くことを強くおすすめします。自由時間はただ歩いたり、塩を拾ったり、ぼーっとしたり．．本当に美しくてなんだかぼーっとしてしまう場所でした。今までいろいろな国を訪れ、美しい光景に何度も出会いました。その中でもウユニ塩湖のあの光景は何年も経った今でも鮮烈に思い出せる素晴らしいものでした。