社会人＆大学生の海外旅行 国際海外ボランティア ダイビング！

▼【非公式コラム】ライダーハウスでの旅仲間は財産です。
15年ほど前に自転車で単独で日本一周しました、単独で行ったのは、自分のペースで周りたかったからです。サイクリングも観光も好きですので、両方まとめてやっちゃいました。旅の目的は自分探しでもなく、出合いでもなく、ただただ、日本のいろんな観光地をまわりたかっただけです。約半年かけて、生活は基本的にはテントと寝袋でした。旅行の思いではたくさんありますが、やはり人との出合いが一番の思い出となりました。北海道には夏場にまわり、ほぼ全部走ったので一ヶ月ちょっとかかりました。その中でライダーハウスという、旅人が安く泊まれるところが北海道には多く点在します。無料のところもあり、内容はさまざま、寝るだけのところや洗濯機や冷蔵庫もあったり、中には漁師の主人から海老等海産物のお裾分けもあったりと豪華な所もありました。

夏場という事もあって、学生さんたちは夏休みを利用してバイクや自転車であちこちから、走りに来てました。ライダーハウスではそういう連中が集まるので、何だかシェアハウスみたいな感じで、新鮮な会話から始まります。「どこから来たんですか？」「そのバイクかっこいいっすね！」などと初々しく、よそよそしい会話から仲良しになったりもします。あるライダーハウスではみんなが集まる居間の壁に「旅仲間募集掲示板」が張ってありました。興味があって見てみると、北海道のあらゆる道を一緒に走りましょうというツーリング旅仲間募集を随時募集していました。同じ部屋の人は参加していて、やはり年齢、性別関係なく同じ趣味を分かち合えるし、同じように風をきって走る、そして道の駅とかでコーヒーを飲みながら喋るのが、とても楽しいと目をキラキラさせながら語っていました。ええなぁ…一人旅も自分のペースで進めるからいいけど、こういった旅を共有し合える仲間もいても楽しそうとも思いました。旅仲間を募集している案内は他のライダーハウスにもありましたし、観光地の施設内でも見られます。ライダーハウスで友達になった連中と近くに遊びに行くこともよくありましたが、みんなバイクで私だけ自転車でしたので、みんな私に合わせて、ゆ～くり走ってくれてました、なんて優しいの！その夜、みんなで近くの銭湯に行きました。今度はバイク2ケツで連れてってもらいました。ゆ～くり帰ったらみんなで湯冷めしますもんね。

私はまず「どこから来たんですか？」からはじめて相手のバイクや田舎を褒めるところからはじめます。有名人に似てますね！とか男同士なら下ネタもちょこちょこ入れると距離は縮まります。好きなスポーツものを聞き出すと話の幅は広がりますよ。身内で固める方法と旅仲間募集から始まる出合いと両方いいと思います。

オーストラリアは日本人に人気の海外旅行先です。それだけでなく、海外ボランティア、国際ボランティア、スタディツアー、学生旅行にワーキングホリデーなど、様々な目的で渡航する人がいます。私は以前、ワーキングホリデーで渡航し、ところどころで働きながら、オーストラリアを一周しました。それが初めて一人で行った海外旅行で、当時は英語もロクに話せませんでした。でも、沢山の人と積極的にコミュニケーションを取り、一年後には日常英会話には差し支えないレベルにまでなりました。語学学校には通いませんでした。オーストラリアでは主に農作業やフルーツの箱詰めの仕事をしました。英語力も大して必要ありませんし、何よりドミトリーの宿に滞在して働いたので、友達が沢山できました。働いた場所で一番印象に残っているのが、西オーストラリア州です。2つの街で働き、一番長く滞在していました。旅行先として思い出深いのは、タスマニア島とウルル、ことエアーズロックです。タスマニア島は、オーストラリア本当とは雰囲気が全く違い、山やジャングルがあり、夏でしたが、気候も肌寒いくらいでした。

ウルルはオーストラリアに海外旅行で来た際の、一番人気の見所とも言えるでしょう。私は2泊3日でキャンプをし、自転車で国立公園を散策しました。その他にもオーストラリアには、スキューバダイビングに人気の場所がいくつかあります。ケアンズのグレートバリアリーフが有名ですが、西オーストラリア州のエクスマウスもジンベエザメがよく出没するという人気の場所です。オーストラリアでダイビングを考えているなら、事前に大阪のダイブショップでスキューバダイビングライセンスを取得するのもお勧めです。大阪にダイビングができる場所はないと思う方も多いでしょうが、和歌山県など、近隣にいいダイビング場所が多数あります。言葉や文化の違いに最初は戸惑うかもしれませんが、オーストラリア人はとても大らかでフレンドリーです。また日本人滞在者も多く、親しみやすい国なので、海外旅行に出かけてみてください。