フブスグル湖とイシク・クル湖~2つの「透明度世界2位の湖」~
ロシアのフブスグル湖とイシク・クル湖~2つの「透明度世界2位の湖」~
世界第1位の水深と透明度を誇る湖、それはロシア・シベリアにあるバイカル湖。このことはご存知の方も多いのではと思われます。では、第2位は?これにはどうも2つの説があるようですが、この両方の湖を実際に目にする機会に恵まれましたので、今回はそのレポートをお送りしたいと思います。
モンゴルのフブスグル湖へ
筆者が最初に「世界第2位」と認識していたのはモンゴル北西部にあるフブスグル湖でした。ロシアとの国境近くに位置し、先住民ツァータンの言語もロシア・トゥバ共和国で話されるのと同じテゥルク系の言語です。
首都ウランバートルからフブスグル湖までのアクセスは、まず飛行機でムルンという街まで。そこから湖畔の村ハトガルまでのバスがあるのですが、毎日運行しているわけではなくダイヤも不明確なので、予約しているホテルやゲストハウスに有料で送迎をお願いするのが無難です。
ムルンからハトガルまでは、ただひたすら草原の道をまっしぐら。草原の轍が時々何方向かに分かれているのでそれぞれその先に街があることが伺えますが、こんな変わらない景色の中良く迷わないでたどり着けるなと関心してしまいました。ちなみに、2012年現在アルファルトの道を整備中でしたので、今はもっと快適に湖まで向かえるようになったのかもしれません。
湖畔キャンプで各種アクティビティに挑戦
ハトガルから北に向かって湖畔沿いに、観光客向けのキャンプが点々と存在しています。宿舎はもちろんゲルのところが多く、シャワーが別棟にあっても夜は冷水しか出ないという場合も多いので、数日間シャワーなしも覚悟した方が良いかもしれません。実際現地の人は数日に1回しか体を洗わないとか。
キャンプでは様々なアクティビティを申し込めますが、人気はホーストレッキング。半日ツアーから、宿に荷物を置いて数日かけて湖を周遊したり、先住民ツァータンに会いに行ったりする本格的なものまで様々です。シーズン中に行くとガイドが夏休み中の現地の小中学生という場合も多く、ここの子どもたちの巧みな馬さばきに感心させられます。
なんとか馬を操りながら山道を進み、丘の上から見下ろしたフブスグル湖は神秘的な青さでした。
キルギスのイシク・クル湖
キルギスに来てみると、現地の人に必ず聞かれるのは「イシク・クルには行ったか?」イシク・クル湖はキルギス最大の湖であり、その大きさは琵琶湖の9倍。このイシク・クルも透明度第2位と言われています。ちなみにキルギス語で「クル(コル・キョル)」は湖という意味なので、今後の表記は湖を省きます。
イシク・クルへのアクセスは、首都ビシュケクからマルシュルートカ(路線バン)で。2時間ほどで西端の街バルックチに到着。右手にイシク・クルブルーを見ながら北岸を進んで更に2時間で湖畔最大の都市、チョルポン・アタに到着します。
内陸国のキルギスにおいて、チョルポン・アタは最大のビーチリゾート。そのため、現地の人の「イシク・クルには行ったか?」というのは「湖水浴へは行ったか?」という意味で、イシク・クルに行くなら夏じゃないと意味がないよと言いたいようです。シーズンになるとウォータースライダーやパラセーリングなどのアクティビティも楽しめます。
リゾートの北岸、自然の南岸
しかし、イシク・クル本来の美しさを堪能するなら南岸ルートがお薦め。北岸と違い手付かずの自然が残っている南岸は、湖の色も北岸よりも深いブルー。湖畔に点在する村にも、奇岩群や冬になると完全に凍ってしまう滝など、自然の造形の美しさを楽しめるスポットがたくさんあります。
タクシーをチャーターすれば1日で1周することもできるようですが、できれば公共交通機関でゆっくり各村を周りながら、北岸と南岸のそれぞれの良さを感じてみてはいかがでしょうか。
本当の「透明度第2位の湖」はフグスグル湖か、イシク・クルか?真実はわかりませんが、どちらにもそれぞれの美しさがあるので是非訪れてみてください。
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(編集投稿担当者:いのうえ)
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